youtubeと子供を守るジレンマが与えるチャンネルへの被害

ここ数年でキッズチャンネルが爆発的に増えました。
その背景にはアジアでの閲覧数が圧倒的に増えたと言う事と、後進国でもスマートフォンが普及したおかげで視聴者人口が爆発的に増えその人達が日本にも流れて来ている。
この背景からキッズチャンネルは爆発的に増えてきました。
まだここまでは平和で良いのですが、視聴者は幼児や未成年の子供達です。
そんな守るべき子供達を危険に晒すような事件が海外で起きました。
事件と言うか、悪質なチャンネルや動画が増えたと言った方がより確実かな。。。

最初の事の発端は、子供には大人気キャラを使った悪質な暴力動画が横行し、そのせいで色んなチャンネルに影響が出ました。
その悪影響を与えたと言われている動画の内容は
「アナと雪の女王のエルサ」と「スパイダーマン」のヒーロー対決や、「BAD Baby」と言う、子供が壮大に悪さをすると言う、子供が好きそうな内容です。
暴力的と言うか本来キャラクターがやらないであろう行動をおもしろおかしく子供にウケるように作られたフィクションなのですが、キッズチャンネルじゃない他のチャンネルの人達からクレームがはいった事が最初のきっかけです。

それまでは皆楽しく寸劇、なりきりごっこ、その他色々と子供達が好きそうなコンテンツがいっぱいで大繁盛していたキッズチャンネルを標的にしたクレーマー達からのクレームです。
しかし言ってる内容は間違った事ではないこともあるので、全部が全部悪いクレームではないですが、確かに子供に与える影響は絶大でいい影響ではなく悪い影響を与えるものなので規制がかかるのは仕方ない事なのですが、その規制のかかり方がちょっと問題があり、色んなクリエイターの人達を悩ませてしまっています。

youtubeは動画についての「ガイドライン」というルールを設けています。
そのルールに従わなければ「違反」とみなし、ペナルティーを与えてきます。
突然の規約変更にクリエイターには一切通知を行わずして執行された為、餌食になったチャンネルが大量に存在してしまいました。
海外のチャンネルでも例外ではなく、遅れて日本にもその手が伸びてきてアカウントが消えてしまったチャンネルが沢山ありました。

ちょっとそれに纏わるお話をしたいと思います。

繰り返されるガイドライン変更と規制強化の影響

youtubeにとってルールを守る事は絶対です。
それはどこの世界でも同じなのですが、youtubeは一味違います。
それは、「俺様ルール」も多少入っているからです。

youtubeは日本の企業ではなくアメリカの企業が運営しているので、ルールや常識もアメリカンです。
それはもう誰も変えることが出来ない十字架のようなものだと思って下さい。
ですから、日本の常識がアメリカの常識にはならず、理解不能な要求が次々と起こります。

しかしクリエイター一同そのルールは絶対なので従わなければなりません。
過去に許された事が現在許される事にはならず、過去の常識だった事を後になって責められると言う現象が現在起きています。
法律も変更があったら施行までは猶予期間があり、その期間内に変更後の為の準備をして下さいと言う期間が必ず設けられるのですが、Googleはアメリカ企業、そのような猶予期間は一切設けません。
突然降り注いで来るので、そういう変更に対応出来る瞬発力が必要となってきます。
更に言うと、Googleに問い合わせをしても回答はいただけません。
全て「企業秘密です」と何故そうなったのかと言う内容を一切言わずにペナルティを与えてきます。
ですので、どんな規制がかかっても慌てない動画作りを心がけなくてはなりません。

子供の人権や子供を危険から守る事は企業としては当然だと言う信念の元、ガイドラインが作られているので、正直「なんで?」と疑問を持たずには居られない内容もあります。
しかし、日本の常識が世界の常識ではないので、理解出来ない事も受け入れなくてはならないので、動画作りがどんどん困難になってきています。

特に児童ポルノに当たるような動画にはめちゃくちゃ厳しく罰して来ます。
その為第2の事件が起きました。
それが「子供向け動画の中にポルノ動画を混ぜ込み、コメント欄にその開始時刻を記載しその時間までジャンプすればポルノが見れる」と言う悪質な動画が増えてしまい、またまた大炎上しました。
その悪意あるチャンネル運営者のせいで、世界中のキッズチャンネルがピンチに陥っているのが現状です。

ポルノの閲覧は日本でも厳しく規制がかかっていますが、アメリカなどの海外では下手すれば犯罪になるくらいの勢いで厳しく取り締まっている国もあります。
その為キッズチャンネルに対しての規制がますます厳しくなってしまい、現在では収入に結びつかなくなっています。

youtubeが取り組むkidsチャンネル動画についてのガイドラインとは?

突然のガイドライン変更からkidsチャンネル界隈はずっとザワザワしています。
このざわつきがいつ収まるのかと思っていましたが、またまた大きく変更がありました。
その内容をわかりやすくご紹介したいと思います。
まずは下の画像を御覧ください。

youtubeコミュニティ・ガイドライン

youtubeでは上記画像の中に書かれている内容が含まれる動画は全て禁止です。
この禁止事項をせず、動画をアップロードして公開するとペナルティとなり、違反の数によってはアカウントが停止され今まで築き上げた物が全て泡となって消えてしまいます。
更にkids動画には更に上記の内容以外で別のガイドラインがあります。
これだけのガイドラインがありそれをクリアした動画だけが認められると言う形になりました。
更に、このガイドラインに加えキッズ動画には独自のガイドラインも存在します。

youtubeキッズ向け動画の今後・・・

2019年8月21日にyoutubeから新たなガイドラインが制定されました。
その内容がこちらになります。

キッズ動画に関する広告非表示の対象となる動画の内訳
現在子供が大好きでよく見る動画は殆どが対象となっています。
キッズ向けキャラクターは全部広告非対称となり、子供が見る為の動画には殆ど広告がつかなくなっています。
実際の所広告費がどれくらい削減されてしまうのかは未定ですが、噂レベルだと80%程削減されてしまうチャンネルも出てくるんではないかと言われています。
ただまだ正直分からない事も多いので、これからの動向を見ていくしかありませんが、今後キッズ向けチャンネルは広告が一切つかなくなる日も近くなりそうです。
そうなると、視聴者の大半は未成年の子供なので今後のyoutubeの発展を遠くから見ていくしか今は出来ないのが現状ですね。
今後どうなっていくのでしょうか・・・・

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