小学校受験 考査までの年間スケジュール(逆算バージョン)

皆さんこんにちは「ももも」です


長女の小学校受験が終わり希望の学校にご縁を頂き、現在は長男の受験の真っ只中です

小学校受験の考査まで皆さんはどのようにお過ごしですか?
今回は考査まで一体どういう流れで過ごせば良いのかこちらをご案内したいと思います。

小学校受験の基礎知識

まず最初に小学校受験を決意したら実際に動き出すにはどうすればいいのか?

小学校受験の基礎知識を簡単に説明説明したいと思います

小学校受験対策はいつからしたらいいのか?詳しい内容はボタンをクリック

小学校受験:考査を受ける事が出来る小学校の種類

小学校受験を行う小学校とは

  1. 私立小学校
  2. 国立大学附属小学校
  3. インターナショナルスクール

基本的に考査を受けて入る事が出来る小学校は3種類あります。

行かせたい学校によってスケジュールは大きく違ってくるのでまずは学校の絞り込みをするところからスタートです

 

小学校受験の問題とは何が出題されるのか?

小学校受験で出てくる試験内容は以下になります

  1. ペーパーテスト
  2. 行動観察(グループ・個人)
  3. 絵画、工作

大きく分けるとこの3つになります。
それでは軽く3つの特徴をお話していきます

小学校受験に出る問題ジャンル その① ペーパーテスト

その名の通りペーパー(筆記)試験です
ただし、まだ就学前のお子様なので世の中で言う筆記試験とは異なります。

表向きは「就学前なので就学後の勉強はしてない」と言う前提で作られているので、回答方法はクーピーまたは鉛筆のみで、消しゴムは使いません

なので消しゴムの使い方は軽く使える程度で問題ないと思います

出題傾向についてはすごく長いお話になりますので別の記事で紹介させて頂きます。

 

小学校受験に出る問題ジャンル その② 行動観察

行動観察は出題範囲も広く、更には模範解答がない試験です

お子様の躾け、普段の生活、性格、子供の能力を見極めるのに行動観察が使われます
実はペーパーテストよりもこちらの行動観察の方が点数範囲が多い学校もありますので、手を抜く事が出来ない試験範囲となります。

行動観察はお子様が積み上げてきた経験が発揮される場なので、一番力を入れて準備した方が良いジャンルとも言える部分になります。

 

小学校受験に出る問題ジャンル その③ 絵画・工作

こちらは行動観察の試験と若干かぶる部分ではあるのですが、行動観察は体を使う試験に対して絵画・工作は手先の器用さ、成長度に合わせた作業が出来るのかどうか、そのような視点で考査を行うジャンルとなります

普段の生活で絵を書いたり、家事のお手伝いをしたり、そういう経験値の高いお子様は得意なジャンルになります。

 

上記3つの試験範囲をバランスよく伸ばしていかなくてはなりません。
何かが吐出して何かが足りないと言う状態にならないようにお子様の成長を促して行く事が小学校受験の学習に繋がる事になります。


それではこの3つのジャンルをどう学習していくのか、今度はスケジュールを逆算しながら考えて行きましょう

 

小学校受験 年間スケジュールを作成してみよう

小学校受験をするに辺り私が一番苦しんだのが、ゴールが見えない事です
合格をいただく事がゴールと思いがちですが、それはあくまで結果であって本来は子供をどこまで能力アップさせるのか?が重要だと考えてます
何故なら

  1. 考査をゴールにすると考査後の学習が落ち込む
  2. 本来なら考査があってもなくても子供を成長させて行くのはごく自然な事
  3. 考査の為に普段から積み上げていくのではなく、子供を成長させて行くために行動しなくてはならない

そこで考査が一つのポイントとしてどうお子様を成長させて行くのかしっかりと理解するのは、スケジュールを逆算する事だと思います。

スケジュールを逆算する事によって自分の進捗状況や子供の成長の進み具合が明確になっていくので逆算スケジュールはかなり効果は出ると思います。

小学校受験 考査までのスケジュール

まずはざっと年間スケジュールを作ってみます

イベント・行事
10月 新年長クラススタート:本格的に受験年突入
11月  
12月 冬期講習
1月  
2月  
3月 春期講習 説明会・体験授業・見学などがスタート(スーツや身の回りの物を揃え始める)
4月 年長スタート
5月 願書配布開始・学校説明会が多発
6月  
7月 願書用の撮影 お子様の健康診断
8月 夏期講習
9月 願書提出
10月 私立考査解禁(各地域により異なる)願書締め切り
11月 考査・面接などが開始
12月 国立附属小学校考査

簡単にイベント・行事スケジュールを作成してみました。
この年間スケジュールを元に学習スケジュールを組み立てて行きます

小学校受験 年間スケジュールを逆算してみよう

学習スケジュールは小学校受験の年間スケジュールから逆算して組み立てて行きます。
何故逆算してスケジュールを組むのかと言うと

  1. 計画的に試験対策が出来る
  2. 客観的に成長度合いが見えて来る
  3. 成長に合わせた対策の始め時が分かる
  4. 学習進度のスピードをコントロール出来る

私の経験ですが考査までに出来るようになると言う目標の立て方だと間に合わない時の焦りで精神的に疲れてしまいます。
そのような事がないように「いつから始めて、いつまでに習得する」と言う計画を立てた方が慌てずに計画が立てられます。

早く進む場合は違う学習に時間を使えますし、遅い場合はどれくらいスピードを早めた方が良いのかが明確になるので、逆算でスケジュールを組む事をおすすめします。

 

実例:学習逆算スケジュール

 この学習スケジュールは実際長女が行った(実行済み)スケジュールです。

ペーパー 行動観察 絵画・工作
12月 応用全過程3往復
直前講習回答率8割
新規ドリル3往復
縄跳び30秒失敗なし
ボール(まりつき、投げ上げ、回転 成功率80%)
話の記憶の絵を描く
身近な物で即席で作れるようになる
11月 幼児教室応用問題集2週目完了
市販ドリル2週目完了
縄跳び30秒
ボール(投げ上げ高さを伸ばす)
 
10月 幼児教室応用問題集1周目完了
市販ドリル1週目完了
鉄棒(逆上がり)
ボール・縄跳びクリア
 
9月 応用テキスト(3周目)完了    
8月 夏期講習:休まずに参加
模試:偏差値上げる
応用テキスト2周終わらせる
体操系スピードアップ
(くま歩き、蜘蛛歩き、アザラシ歩き)
知らないお友達とも話かけて作品作りをする
課題の声掛け
包む、丸める、ねじるなどの作業が出来るようにする
7月 応用テキスト(1周目)終了    
6月 応用テキスト1日60枚    
5月 応用テキスト1日60枚 ケンケンパ・手押し車を重点的にやる  
4月 応用テキスト1日60枚 バランス・体感を鍛える
片足バランスなど
 
3月 基礎テキスト(3周)終了 落ち着いてしっかりと話しが聞けるように集中力をつける練習 結ぶをマスター(全ての結ぶが出来るようになる)
2月 基礎テキスト1日40枚    
1月 基礎テキスト1日40枚    
12月 基礎テキスト1日40枚    
11月 基礎テキスト1日40枚   折り紙・模写などの複雑な巧緻性の練習開始
10月 幼児教室開始
プリント1日20枚
行動観察に必要な運動を練習開始 絵の描き方・はさみ・のりの使い方、テーブルマナー練習開始

具体的に取り組んだ内容については別記事でご案内します。

このスケジュールの組み方は学習しなくてはならない範囲を「いつから」「いつまで」を決めてそれを年間スケジュールに当てはめて学習の目安を作るものです

予定通りに出来ない事も沢山ありますがスケジュールを見て調整していき、年間スケジュールから逆算してこれくらいから始めておけばここまでに間に合うかな?と言う視点でスケジュールを組むと慌てずに余裕を持った準備が出来ると思います。

 

「いつまでに出来るようになるのか」にフォーカスを

小学校受験の学習はどうしても「先取り」「早く出来るようにする」に意識を向けてしまう方が多いですが、考査で最高のパフォーマンスを出そうと思ったら、考査の為に出来る事を早めにマスターするのではなく、考査本番までに最高に状態を高めておく事が大切です。

「いつまでに出来るようになる」と言う目線になると、「今出来てなくてもここまでに出来るようになればいいんだ。」と言う思考に変わり、出来ない事へのフォーカスから出来る事へのフォーカスへと変わって行くので、知らず知らずに子供を追い詰めてしまう事を避けられます。

良くしようとご両親は一生懸命だとは思いますが、どうしても熱量が親の方が圧倒的に高くなってしまうので、のびのびと学習し子供らしさを失わない為にも、出来る事へのフォーカスになるように工夫しながら親子で学習を進めてみて下さい

今回はここまでにします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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