【小学校受験】国立小学校について詳しく説明します

こんにちは「ももも」です。

国立大学附属小学校(国立小学校)って色々調べても詳しい情報が出てこないけど、一体どういう小学校なの?

今回の記事はそんな疑問にお答えしたいと思います。
国立大学附属小学校(国立小学校)について詳しく記載していきたいと思います。

国立大学附属小学校(国立小学校)のうわさは本当なのか?

良くも悪くも国立大学附属小学校(国立小学校)は色々な噂がネット上に流れています。
では一体どんな噂が流れているのかまとめてみました

  1. 大学の附属小学校なので大学にエスカレーターで上がれる
  2. 国立大学附属小学校(国立小学校)は質の高い授業が受けられる
  3. 頭のいい子が通っている
  4. 先生の質は公立小学校よりも良い
  5. 先生は全員実習生で教育実験ばかりしている
  6. 国立大学附属小学校(国立小学校)に通う子はモルモットだ
  7. 何の準備をしていなくても合格出来る
  8. 発達障害の子供を多く取り込んでいる

 

大体まとめてみるとこんな噂が多く飛び交っている感じです。
初めて小学校受験を経験される方は多分一度はネットで検索を経験した事と思います。

でも実際そのネット上に流れている情報は本当なのか嘘なのか確かめようがないので、情報集めに苦労されている事でしょう。

そんな情報が少ない方に私が知ってる限りの情報をここでお伝え出来ればと考えています。

国立大学附属小学校(国立小学校)や私立小学校の違いって一体何?と思われる方は是非下記の記事も併せて御覧ください

国立大学附属小学校(国立小学校)と私立小学校の比較記事はこちら

国立大学附属小学校(国立小学校)の噂を検証してみよう

我が家も実は最初国立大学附属小学校(国立小学校)が第一志望でした。
そこで色々と情報収集していく中で何が本当で何が本当ではないのかの判断が本当に難しく、色々と情報が無い中準備する事にとても不安を感じていました。

そこで実際通われている方、幼児教室、幼児教室に来られているご兄弟姉妹が通われているお母様などにお話を聞き、実際ネットで流れていく噂は本当なのか自分の耳で聞いて確かめてみました。

ただし国立大学附属小学校(国立小学校)は各地方に存在しているので、地域性の問題や環境によって内容が若干違う可能性もありますので、あくまで実体験のお話だと思って頂けると幸いです

 

噂その①:大学の附属小学校なので大学にエスカレーターで上がれる

これは完全な嘘です
基本的には大学と附属小学校は進学については一切関係はありません

「国立大学に通うのは難しいから小学校のうちから入っておけば楽」
と言うような事は一切ないので、そこは念頭においておきましょう

下手すると附属中学までしかなく、高校受験をしなくてはならない国立大学附属小学校(国立小学校)もありますのでそちらも志望校選びの際ご参考にして頂ければと思います。

 

噂その②:国立大学附属小学校(国立小学校)は質の高い授業が受けられる

この噂は正直80%は嘘で20%は本当
と言うのが正直な答えです。

では何故80%が嘘で20%が本当なのか説明していきます。

「国立大学附属小学校(国立小学校)は質の高い授業が受けられる」が80%嘘だと思う理由

結論から言うと「教育実験的な授業が多く取り込まれている」のでそれが一概に質の良い授業とは言えない。と言う事です

では何故そうなのかと言うと、これは推奨されている教育法ではなく、海外で成功した例教育学部の教授や学生が論文の為に考えた教育法を実際に試してみて結果を見る。と言う過程が背景にあるからです。

内容の良し悪しは正直誰も分からないので、その授業が質が高い、低いと言う判断が出来ないと言うのも正直な所だと思います。

つまり、質が高い授業と言うのは誰にも分からずイメージだけが先行してしまった例だと言う事です。
教育法が良いのか悪いのかはリアルに出ず、暫く経ってからしか結果が出ないので、そのような授業でも学力を落とさないように家庭で努力する必要があります。

「国立大学附属小学校(国立小学校)は質の高い授業が受けられる」 が20%本当だと思う理由

こちらも結論から言うと「現在では取り組まれていない海外の最先端の授業が受けられる可能性がある」からです。

こういった授業は大学側のさじ加減で色々と変化するので、質の高い授業の可能性もあるし、そうでない可能性もある。と言うリスクが若干つきまとう状態にはなります。

ただ子供達にマッチした教育法を試して貰えると、公立小学校では経験出来ないような経験が出来るので子供達の能力アップにつながるかもしれないですね。

後は授業の形態がディスカッションとか自由研究なども多く、自主的に学べる環境が用意されているように思います
独自性や思考力などの学習では身につきにくい能力を伸ばす事が出来るので、アーティスト気質なお子様には日々の授業はとても楽しいものになるかもしれないです

噂その③:頭のいい子供が通っている

この噂は、半分正解、半分嘘と言う感じです。

理由としては考査があるのである程度準備をして基礎部分がしっかりしているお子様もいらっしゃいますが、準備をしないまま合格を頂くお子様も多数居ます。

授業も教科書どおりではなく指導要綱通りの授業は殆ど行われないので、家庭でのサポートは絶対に必要となってきます。

そのような背景があるので、家庭での学習サポートが「頭のいい子」と言うイメージをつけてると思います。
試験を受けて入学してるので、少なからず教育については意識を高く持たれているご家庭が多い為、放課後での家庭学習は凄まじいようです。

卒業後の進路次第ですが、「塾通いは必須」と通われているお母様は言っておられました。
既に幼稚園の時から塾に予約を入れて入塾希望を出されてる方が多いそうです。(私が聞いた国立大学附属小学校(国立小学校)に通われている方の場合)

つまり、何故頭がいい子供が通っている噂が半分本当で半分嘘なのかと言うと、そのように各家庭の努力の結果、学力がついているだけであって学校が学習のレベルアップに寄与してないと言う状況だから50%本当と言う事にしました。

 

噂その④:先生の質は公立小学校よりも良い

これは完全な嘘です

何故なら、国立大学附属小学校(国立小学校)へ来る教職員は公務員の為、公立小学校の先生が順番に派遣されて来るからです

先生は皆さんの近所にある公立小学校の教諭が派遣されていると考えていいでしょう。
特別な何かがあるから派遣されている訳では無いのでご注意下さい

噂その⑤:先生は全員実習生で教育実験ばかりしている

この噂は殆どが本当で一部嘘と言う感じになります

その理由は全員実習生ではありませんが、1年に3回実習生がとっかえひっかえやってきます。
色んな先生と交流出来、様々な授業が受けられるのは子供にとっていい人と悪い人と賛否両論ではありますが、先生がころころ変化する事はたしかです。

実習生が来る間は教育実験期間なので学習は完全にストップしてしまいます。
それを良しと見るか、悪しとするかはご両親の判断でしかないと言う感じですね。

噂その⑥:国立大学附属小学校(国立小学校)に通う子はモルモットだ

この噂については言葉が悪いですが本当と言わざるおえないかな?と言う状態です

国立大学附属小学校(国立小学校)の説明会でも多分学校側から言われると思いますが、国立大学附属小学校(国立小学校)は教育期間の実験校として存在しており、教育実験を行う場として提供されています。

その為子供達はモルモットだと言う目で見てしまう方も少なくは無いと思います。
実際、学習については殆ど行われない月などもあり、学習についてしっかりとしたいと考えるご両親にとっては居心地の悪さを感じる方も多いでしょう

そういう面から言っても、そう言われてしまうのは致し方ないのかな?と言う感じです。

通われているお子様達は「自分たちはモルモットだ」と思って通学してる訳ではないですが、外から見るとそういう風に見えてしまうのでしょうね

噂その⑦:何の準備をしていなくても合格出来る

この噂に関しては統計を取った訳ではないですが、一定数のお子様が入学していると言う話は伺います。

ただ「何の準備もしていない」の定義が、本当に何もせずに受けられた子なのか、幼児教室に通わずに受けた子なのかによってちょっとニュアンスは変わってきます。

しかし、私立小学校のようにしっかりと準備しなくても合格を頂ける子は必ずいらっしゃいますので、そういう所がこのような噂に変化したのかなと予想します

噂その⑧:発達障害のお子様を多く取り込んでいる

一定数のそのようなお子様を受け入れている学校はあるみたいです。

ただ公に募集がある訳ではないので事実なのか噂なのかを確かめる術はないのですが、研究対象として発達障害をお持ちのお子様を受け入れている学校はあるようです。

 

国立大学附属小学校(国立小学校)をお考えのご両親様 へ

実際に情報収集をしていくと、事実なんだけど肉付けされているものや、憶測が噂になったケースなどがあるようです。

国立大学附属小学校(国立小学校)は情報開示を殆どしてないので、実際はどうなのかが分からない部分も多く、幼児教室でも過去の統計と予測で指導していると言う印象でした。

国立大学附属小学校(国立小学校)を志望校にしたい方は、少しでも多くの情報収集をおすすめします。

くれぐれもネットの噂や憶測を真に受けずしかりとご自身で情報収集を行って下さいね。

 

国立大学附属小学校(国立小学校)の詳細情報

国立大学附属小学校(国立小学校)の詳細です。
表に出ないような小さな事を書いていきます

国立大学附属小学校(国立小学校)の微妙な詳細情報

  1. 寄付金が毎年発生する
  2. 公立よりも授業時間が長い
  3. 殆どの学校が給食
  4. 制服の学校は少なく私服の学校が多い
  5. 学区が決まっており遠方からは通えない
  6. 比較的高所得なご家庭が多い(医者・経営者など)

これから受験を控えている方は是非細かい情報も集めて頑張って下さい

まとめ:国立大学附属小学校(国立小学校)は個性的な学校

良くも悪くもとても個性的な学校といえると思います
授業内容も専門的な先生から、実習生まで幅広く色んな経験が出来る学校だと思います。

ただ忘れては行けないのは

  1. 実験校で教育実験が行われる
  2. 学習については各自家庭でフォローする
  3. 授業は個性的で学習に力を入れているものではない

と言う事を踏まえ、希望するかどうかを再度お考え下さい

よく「教育環境が良いから」と言う理由を言われる方が多いですが、私立と違いその年の研究対象となる子供を考査で選んでいるので、私立のような家庭に大きな差がないと言う事はありません。
色々な職業のご両親が居て、高収入なご家庭から一般的なご家庭まで様々な方が通われています。

今回はここまでにしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

小学校受験、幼児教育、小学校低学年の家庭学習など実体験を元に色々と記事を書いています。
実際に行った学習方法や子育て法、教育法などについて実例を紹介して行きます。
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