こんにちは「ももも」です
今回の記事は0才児からのお受験(小学校受験)対策:季節&行事の春編を詳しく説明していきます。
季節の行事がなぜ大切なのかを詳しく説明しています。こちらも一緒にご覧下さい
親子で楽しむ季節の行事:春の行事一覧
ひな祭り(桃の節句) 3月3日
女の子の節句で幸せの象徴でもあります。
娘の厄を雛人形が引受け、邪気を払う桃の花を飾り、娘の邪気を追い払います。
元々は紙で作った人形を娘の代わりとし、病気や厄を一緒に流して貰うために川や海に人形を流す事からはじまりました。
そこで、折り紙で雛人形を作り、流し雛のように水をかけてから折り紙を処分すると厄払いが出来ると言いわれています。
お子様と一緒に悪い病気や厄を流しなくしてもらうために一連の流れを経験するとよりひな祭りへの知識が深まります。
お子様とは一緒に雛人形の飾り付けをしたり、ひな祭りに必要な食べ物「ひしもち」や「ひなあられ」を用意し、一緒に食べながら「なぜ雛人形を飾るのか?」などとお話するといいでしょう。
更には、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物なども一緒に用意し、家族皆さんでお祝いしましょう。
桃の花を見ながら、桃の花の季節や花の形、葉っぱの形なども一緒に学ぶとより知識と教養も一緒に身につける事が可能です
卒園式・入学式 3月下旬~4月上旬
1つの区切りとしての行事
人生にとっての区切りの行事としては、終わりと、始まりをしっかり区別する事によって気持ちや意識に変化をもたらす効果があります。
子供にとってはけじめを付ける儀式の一つでもあるので、一緒に成長を喜ぶ行事として家族で過ごしながら、色々な会話を行うようにしましょう
お子様にとっての終わりは、お友達との別れやクラス替えなどで新しいお友達との出会いなどで色々環境が変わり少し不安定になりがちなので、お子様の心に寄り添うような形で過ごすとより親子の絆も深まります。
終わりと始まりの挨拶や礼儀もしっかり身につけるようにしましょう。
春のお彼岸 春分の日を中日とした7日間
ご先祖様を大切にする。
お墓参りで成長を報告する。
昔では当たり前だった行事もしっかり家庭で行う事が減り、なかなか出来ないお家も増えて来たと思いますが、お子様のためにも行えるようにしましょう。
自分のルーツを知る、ご先祖様が居て自分が居る事への感謝などを学べるといいですね。
宗教的な儀式と言うよりは、お子様の感謝する心、思いやる心などの情操面での成長を促すために春のお彼岸、秋のお彼岸などの行事は行うようになるといいでしょう。
行う事と言えば、お墓参りでお墓の取り扱い方、ご先祖様への態度や礼儀、参り方などを学ぶといいでしょう
一緒にぼたもちをお供えしたり、飾るお花の種類など、一緒に季節の草花なども学習するとより知識が深まります。
お花見 3月下旬から4月上旬 桜が咲く頃
桜の花は日本の国花でもあり、日本人の心でもあります。
そんな桜の花について色々と学んでいきましょう。
桜と言えば「春の象徴」さくらについての知識を深め、春の訪れを喜ぶ心やこれから起きる数々の希望に満ち溢れる未来についてご家族と一緒に話し合い、春の訪れに感謝する行事として執り行って下さい。
お花見には「冬の間山にこもった田んぼの神様が桜の花に導かれて人里に降りてくる」と考えられ、降りてきた神様をお迎えするために、ごちそうなどを用意し歓迎すると言う習わしも含まれています。
そんなお話をしながら桜の花を楽しめるといいですね。
お子様とはお花見に持っていくお弁当などを一緒に用意しながら、春の食べ物などを学ぶといいでしょう。
桜餅やお花見の3色団子など用意し、桜の下で楽しく親子の会話を楽しんで下さい。
花祭り 4月8日
お釈迦様の誕生日をお祝いする日が「花祭り」となります。
花祭りと言うだけあって、春の花を飾り付け、甘茶を飲んでお祝いします。
クリスマスはイエス・キリストの誕生日で花祭りと一緒にお話するとより深まるのでおすすめです。
仏教系の小学校を希望される方は花祭りは抑えておいた方がいいでしょう。
学校が花祭りを執り行ったりする場合もあるので、知っておいた方がいい行事と言えるので、是非取り組んで下さい
我が家では花祭りにちなんで、近くのお寺で配られていたポピーの花を庭に植えました。
そういう作業も一つの行事への取り組み方だと思います。
八十八夜 立春から88日目(5月2日ごろ)
童謡「茶摘み」にもある通り、八十八夜頃になると夜の冷えもなくなり田植えや茶摘みを行うのに適した気候になります。
季節の変わり目と言うのと、昔から農業と日本は切り離せない文化でしたので、このような行事をとても大切にしてきました。
後「八十八」を全て組み合わせると「米」と言う字に似てる事もあり、八十八は「豊作祈願」の意味も込められていると言われています。
親子で一緒に緑茶を急須に入れ、お茶にまつわるお話をしたり、お茶の作り方や葉っぱの形、どうやって茶摘みをするのかなどを会話で楽しむといいでしょう。
こどもの日(端午の節句) 5月5日
端午の節句は男の子の節句と言われています。
男の子の成長と健康を祈り、鯉のぼりや五月人形などを飾ったりと行事で行う事が沢山ある日です。
柏餅、ちまきなどの食べ物を食べ、菖蒲湯に入って健康を祈り、強くたくましく育つようにと願う日でもあります。
菖蒲は「勝負」と同じ発語なので男の子が「強く、元気な子供になるように」との願いも込められていると言われています。
男の子が居ないご家庭でも、鯉のぼりや五月人形を見たり、菖蒲湯に入ったりとこどもの日を親子で楽しむのがいいでしょう。
こどもの日(端午の節句)では、菖蒲がよく出てきます。
菖蒲の花や葉っぱの形、咲き方などを親子で一緒に学習しましょう。
菖蒲は春の花でよく出てきます。子供の日と菖蒲が上手く結び付けられれば、春の花だと答える事が出来ます。
体験と知識を上手く結び付けられるように親子の会話でやりとりを行いましょう
母の日 5月の第2日曜日
家族の中心と言えばはやり「お母さん」
お子様にはお母さんについての役割や感謝を伝えられるように行事を行うと良いでしょう。
これはお母さんだけではなく、お母さんとお母さん=「おばあちゃん」にも感謝する事を忘れずに行いましょう
親子3代でお祝いが出来ればいいですが、出来ない場合でもカーネーションなどの花を買って、母の日を存分に体験して下さい。
一番の目的は「産みの母、育ての母」などへの感謝する心です。
お子様に自分を育ててくれている周りの大人に感謝出来るように親子の会話をするようにしましょう
まとめ:季節の行事とは今の自分を感謝する日
春と言えば終わりと始まりどちらも経験する季節です。
一つの区切りをつける季節とも言えますね。
元々日本は農耕民族ですので、全ての始まりは農作業の始まりからスタートします。
そういう意味でも春はとても重要な季節とも言えます。
その大切な1年の始まりの季節を、しっかりと行事を通してお子様に伝えていけるといいですね。
作物が豊作になる願い、家族が健康で居られる願い、子供が健やかに育つ願い、様々な思いやりの心が詰まった季節が春なので、そのような「心」を是非お子様に伝え、そしてその経験と知識をお受験(小学校受験)に役立てて欲しいと思います。
今回はここまでにしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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